今から50年前。

フニン川のまわりにあつまって暮らしをはじめた人々は、畑仕事や家畜の世話、何をするにも助けあった。

村の方針は、橋を渡り全ての家族があつまってきめた。

−その川はひとりひとりの中を流れて、そしてみんなをつないでいる。 森の中の滝のそばからは、インカ以前の文化の遺跡があって、土器や石器が見つかる。

"It takes a village to raise a child"

というのは本当で、一人の赤ちゃんは、村びと総出で育てられる。

−その川は、過去と現在、そして未来の世代にまで循環する


雲霧の森。

重く湿った雲がゆっくりとのぼり、白く光る無数の急流はやがてひとつの流れとなり、雲がもたらす水を再び海へと還す。

−その川は、森と人々の暮らしのリズムをとり、生命を支えつづけている。

朝の乳搾りが終わる頃の、眩しい銀色。

子供の泳ぐ透明な川底までまっすぐに差し込む正午。

オレンジ色の夕方。

−その川は静かにときを映し出す。そして、全ての瞬間がはっとするほど美しい。

−その川は、スローウォーター。

川がつなげた人々は森に寄り添う選択をした。

全てがつながり循環する場所、美しさと楽しさとやすらぎを信頼できる場所。

スローウォーターカフェは、みんなにとっての「川」をめざします。

「一杯のスローウォーターに、
 森も、空も、海も、土も混じっている。
 そして、わたしも。」



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