くもり

ガールスカウトと水筒ホルダー

 

 

 

ナマクラ会員の相馬さんちのお寺に集るガールスカウトの子供たちが、水筒ホルダーを使っ
てくれてます。自分たちで使うだけでなくて、他のグループとのキャンプでは紙芝居
で産地のエクアドルの森のことを伝えることなんかもしています。ホルダーを編んで
いる女性組合のノルマも、彼女達の写真を見て嬉しそうなんです。


日曜日の朝一番、快速ラビット号に乗ってその彼女達に、会いにいってきました!
「ラビット」って、上野から茨木方面に向かうあの道と電車のスピードにぴったりの
名前です。いくつかの川や沼を超えます。田んぼはあまり元気がなかったです。


ガールスカウトのリーダーとはよき語り手。その日は森の大切さを勉強する日でした。
思っていた以上に小さい小学生。私も、エクアドルの森のことを話すことになり、
しかしいざ子供達を目の前にすると、普段営業等ではなしていることでも、伝えるた
めの糸口って難しいなって、必死で頭で探していました。難しい言葉は使えないし、
飽きちゃったら聞かないし。とにかくナマケモノネタにしようと思っていました。


 

そんな私に教えてくれるようにして、リーダーさんが森の貯水作用の説明を始めました。

根っこの仕組みを理科の授業のように説明しています。でも途中でいきなり子供に問いかけます。
「森に居るとき他の場所と比べてどんな気持ちがした?」
「キャンプでカエルに会ったときにどう思った。」
どんな答えが飛び出して来るのかこっちまでワクワクします。

彼女の話は混乱するくらい、体験と知識がごちゃまぜです。難しいことを答えるときも、感じたこと
を言うときも、子供達は目をきらきらさせて身を乗り出します。理路整然頭ばっかりで考える
よりずっと伝わってるようすが、目に見えて分かります。感じることと考えることを

一緒に伝えることのできる語り手ってすごいなあと思いました。何かを教えるとき頭と身体を

分けることが多かったなあと思います。大学でさえそう。コーヒーの試飲会をした
ら「キャンパス内で経済活動をしないでください!」とかね。


話した後みんなで、森を壊しているものを考えました。即答です。割り箸、空き缶、紙の無駄遣い。

それからそれをやめるために役に立つzoonyグッズを考えてスケッチしてもらっちゃいました。
一番最後まで残って描いていたゆうこちゃんはもうzoonyだかどうだか分からないけど

沢山考えてくれたのでここに載せちゃいます。将来は売れっ子商品デザイナー??

ガールスカウトの時間が終わると、まっすぐ帰らない子たちはお寺の境内で遊びます。
カマキリをとったり、木の廊下を走ったり。ひとりひとりの中に自分の地図があるみ
たい。蝉の抜け殻が何処に沢山あるかとか、枇杷がどの家になっているか、今誰の家
に行けば遊べるかとか、トンボはどこに止まりやすいかの地図。子供は言葉で教えて
くれなくても、語り手です。2人の子に連れられてお寺の裏までいくと、透明の蝉の
抜け殻がすももの葉っぱに逆さまにくっついていました。綺麗な残像に見とれていた
ら、、、なんてあっというまのこと!小さな手で私の手の上に次々と集められていく
抜け殻・・・ギャー!両手に20匹の蝉ははっきりいってグロテスクです。虫好きな
私でも、投げ出さないようにするのが大変でした。


どっさり積まれた蝉の抜け殻。子供から大人になるときに、脱ぎ捨てて来たかもしれ
ないもの。沢山うけとったけど、忘れないように一つだけ持ち帰ってきました。
今は、相馬みえさんが作ってくれた段ボールの小さな箱の中に。ありがとう。


余談ですが、先住民の知事アウキさん(エクアドルコタカチ郡)の家で食べた、蝉の
炒めものことを思い出してしまいました。それは5年に一度だけ食べることのできる
特別な御馳走なようで(頭では「やばいとんでもないことになった・・・」と思った
けど、お腹すいてたし味は美味しく感じていました。)頭から心への旅。今頃ツアーに

出ているエクアドルのみなさん、今年は蝉の年じゃないです。安心してよい旅を。

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